真夏の日差しの下で走ってる
君を遠目から見ていた
どこか憧れていて
誰かの背中を追うことを
当たり前と思っていたんだ
後ろに誰かが
バランスを崩しそうな僕に
君がそっと手をのべて
引っ張るんだその先へ前へ
走り出せ今向こう側
君をのせて思い描く
地平線の向こう側へ
今君に伝えたい
この声で僕の声で
今の僕はまだ
いつしか誰もが歳をとり
全てが灰になるならば
せめて誰かの記憶の中で
誰かに想いを託しては繰り返して僕らは
消えてゆくんだ
いつからか君が僕を超えて
見えなくなってしまいそうで
今なら君に託せるのかな
走り出せ今向こう側
君をのせて思い描く
地平線の向こう側へ
今すぐ逢いにゆき
この声で僕の声で
今の君はまだ
いつしかのライバル心はそっと愛しさに変わっていくから
今度は君の背中を押すから
走り出せ今向こう側
君をのせて思い描く
地平線の向こう側へ
今、今、向こう側
走って超えてゆくよ
今の僕はまだ君が好きだ