BOX 〜前向きな挑戦

向き不向きよりも前向き!!

プロボクサーの夢 - 1

僕は以前、ボクシングをやっていた。

 

エクササイズとかではなく本気でプロボクサーになろうと思ってやっていた。

 

だがそう上手くいかないこともある。

 

仕事の関係でボクシングから一定期間離れることになった。

 

その前にプロテストを受けてプロボクサーになりたい。

 

トレーナーに相談した。仕事のことは伏せて、今のレベルどこまでやれるのか、それを踏まえてプロテストを受けたいと話した。

 

トレーナーの答えは、「受けろ」

だった。

 

嬉しかった。

それに向かって頑張っていた。

ただがむしゃらにサンドバッグを叩いて、トレーナーのミットを打つ

 

スパーリングの回数も増えていき、徐々に相手のパンチへの恐怖心にも慣れていき、試合慣れもしてきた。

 

そんな時だった。

 

「お前プロテスト受けるのはえーよ」

 

他のトレーナーからそう言われて呼び出された。