鎖に繋がれて飼われる人生と、自由の代わりに保証が無くなる人生はどちらがいいだろう。
規則があったり、自由に外出できないけど、毎日三食出でてきて、光熱費が無料
こんな社宅いかがですか?
なんて言われたら、魅力的に感じる人も少なからずいるだろう。
実際、僕もそうだった。
しかし、一旦そこに縛られた生活を経験すれば、今度は逆に、いかに自由が素晴らしいかを感じる。
そう、結局ないものねだり
隣の芝は青く見えるのだ。
僕はこの2年間、飼われた人生だった。
しかし、色んな訳があり、自分から鎖を外すことになった。
そして今、、、
「あぁー、今日はどうすっかな、、、」
時刻は午前10時
僕の1日はだいたいこのぐらいの時間に始まる。
「やりたい仕事ってなんだろうなー、、、うゎ、また書類で落ちてる」
そう言いながらスマホを眺めてはまた求人票と睨めっこの日々だ。
こうやって毎日転職のことを考えていると自分はどうしたいのかがわからなくなり、たまに、
どうにでもなれ
と、投げ出して1日寝る日もあった。
「オレって価値ない人間なのかな、、、」
ふとそう思う。
スキルがあるとすれば、他の人より少し英語が話せるぐらい、でも、本職が通訳の人と比べるとかなりの差があると思う。
そういうレベル。
あとは体力に自信がある、が、これはスキルなのか??
そしてなんて言っても、三十路手前のこの年齢。
言い訳はしたくないが、やっぱり年齢は影響するなと感じる。
そうして生きてきたからなんか自分に自信が無くなる日々が続いていた。